1️⃣ はじめに
皆さん、こんにちは!
2024年がスタートして気が付いたらあっという間に3月ですね!
今年、私が掲げた目標の一つは、Python3エンジニア認定データ分析試験の合格です!
試験合格に向けて自分自身を奮い立たせるために、そしてこれからPython試験に挑戦したいという方に向けて少しでも有益な情報を提供するために、この記事では昨年合格したPython3エンジニア認定基礎試験の私の受験体験を皆さんと共有したいと思います。
2️⃣ Python3エンジニア認定基礎試験とは?
Python3エンジニア認定基礎試験はCBT形式の試験です。試験の内容は、Pythonの基本的な構文、データ型、関数、クラス、モジュール、例外処理、標準ライブラリなど、Pythonプログラミングの基礎に関するものが中心です。
「”最も使っている”プログラミング言語で異変、前年首位のJavaが王座陥落」
(日経xTECH調査:2023年12月)
※以下は公式HPをもとに作成
試験の概要
試験名 | Python3 エンジニア認定基礎試験 |
---|---|
問題数 | 40問 |
出題形式 | すべて選択式 |
試験方式 | コンピューター上で実施するCBT(Computer Based Testing)形式 |
試験会場 | 全国のオデッセイコミュニケーションズCBTテストセンター |
試験時間 | 60分 |
合格ライン | 正答率70% |
受験料 | 一般価格:11,000円 学割価格:5,500円(いずれも税込) |
出題範囲 | 主教材であるオライリー・ジャパン「Pythonチュートリアル」の 掲載内容を出題範囲として、以下の比率で出題いたします。 また、一般的な知識からも出題されます。 |
認定教材 | こちらをご覧ください。 |
認定スクール | こちらをご覧ください。 |
公式サイト | 基礎試験 | Python試験・資格、データ分析試験・資格を運営する 一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会のページです。 |
申込方法 | CBT試験を運営するオデッセイコミュニケーションズ社のサイトから 申込ができます。 Pythonエンジニア認定基礎試験 | Odyssey CBT | オデッセイ コミュニケーションズ |
試験の出題範囲の詳細
章立て | 出題数 | 出題率 |
---|---|---|
1章 食欲をそそってみようか | 1 | 2.5% |
2章 Pythonインタープリタの使い方 | 1 | 2.5% |
3章 気楽な入門編 | 6 | 15.0% |
4章 制御構造ツール | 9 | 22.5% |
5章 データ構造 | 7 | 17.5% |
6章 モジュール | 2 | 5.0% |
7章 入出力 | 1 | 2.5% |
8章 エラーと例外 | 4 | 10.0% |
9章 クラス | 2 | 5.0% |
10章 標準ライブラリめぐり | 4 | 10.0% |
11章 標準ライブラリめぐり─PartII | 1 | 2.5% |
12章 仮想環境とパッケージ | 1 | 2.5% |
13章 次はなに? | 0 | 0.0% |
14章 対話環境での入力行編集とヒストリ置換 | 1 | 2.5% |
合計 | 40 | 100.0% |
スキルマップ表
graph TD A[参考ナレッジレベル] -->|PythonエンジニアAIエンジニア| D[Python Zen PEP 8検定] A -->|Pythonデータエンジニアデータアナリスト| E[Python Zen PEP 8検定] D --> B[基礎レベル] E --> B B -->|PythonエンジニアAIエンジニア| F[基礎試験] B -->|Pythonデータエンジニアデータアナリスト| G[データ分析試験] F --> C[実践レベル] G --> C C -->|PythonエンジニアAIエンジニア| H[実践試験] C -->|Pythonデータエンジニアデータアナリスト| I[データ分析実践試験]
私は2022年、コロナ禍で自粛生活が余儀なくされていたときに、リスキリングの一環としてオンラインスクールでPythonを学び始めました。スクール卒業後は学んだことを活かし、Pythonを使用した自社の業務効率化に取り組みました。
効率化に励む中で、何度も似たような処理で躓いては、ネットで調べてコピペに頼るということがあり(現在ではChatGPTなどを使えば文章からコード生成も出来てしまいますが…)、目的のものはある程度作れるようになっても、本質的なコードを全然理解しないままであることにモヤモヤする日々を過ごしていました。
- Pythonという言語について体系的に学びたい!
- 基本的な構文は調べずに書けるようになりたい!
- 自信を持ってコーディングがしたい!
という気持ちでいたところ、スクールの卒業生に声をかけてもらい一緒に試験を受験することになりました!
スクール卒業後も有志のメンバーで毎月共通のテーマでコードを書いていることもあり、定例の集まりの中でわからない問題を共有するなどして、お互いに励まし合いながら試験に臨むことが出来ました!
プログラミング仲間といっしょに受験できたのはモチベーションを維持できた大きな要因になったと思います!
3️⃣ 試験勉強のアプローチと使用した教材
試験対策としては、動画教材を取っ掛かりとして、オンラインリソース、問題集に繰り返し取り組み理解を深めていきました。
flowchart LR A[動画教材] --> B[オンラインリソース] B --> C[問題集] C --> A
🔻学習に使用した教材を共有いたします。
● YouTube
いまにゅさん
- 私のPythonの師匠です!大変丁寧でわかりやすい解説で超絶オススメです!!
Pythonアカデミアさん
- 基礎試験の公式テキストであるPythonチュートリアルに沿った解説をされていて非常に勉強になりました!
● 模試試験
DIVE INTO EXAM
- 無料登録で利用できますが、課金するとより便利に活用できます。
ExamApp
- 無料のアプリですが作りが丁寧で、解説も充実しています。
PRIME STUDY
- PRIME STUDYで8割取れれば本番は余裕と言われているそうです。解説がないため、間違えた問題はChatGPTを活用して理解するのがおすすめです。
● 問題集
- 良問多数、大変丁寧な解説で安心の公式問題集です。
試験はコードを書く形式ではなく、コードを読んで答える形式でしたが、コードの挙動を確認するためわからない問題や間違えた問題は実際にコードを動かしながら理解を深めました。
4️⃣ 試験結果
40問中、38問正解で950点でした。
公式HPに投稿した合格体験記はこちらからご覧いただけます。
5️⃣ おわりに
最後までお読みいただきありがとうございました。
私はPython3エンジニア認定基礎試験を受験して大変満足しています!
実際、試験勉強の成果としてif
文やfor
文、while
文などの基礎構文や関数、クラス、エラーハンドリングなどの記述方法についての体系的な理解が深まりましたので、以前よりスムーズにコーディングできるようになりました。
また、サードパーティ製のライブラリ利用の際も、基礎的な書き方が土台にあるので、そのライブラリ独特の記述方法が出てきても、焦ることなく向き合えるようになりました。
体系的な学習を通じて自信を持ってコーディングする力をつけることができました!
2024年春、次はPython3エンジニア認定データ分析試験合格を目標に取り組みます!
皆さんも、新年度に向けてPythonの資格取得を目標のひとつにしてみてはいかがでしょうか?